さぁ次の扉をノックしよう

最近
考え事しすぎで
偏頭痛をくらいました。
 

おかげで少し力が抜けました。
何事も考えすぎは良くないよ。ってことで。笑

ふとリラックスしたところ
約20年前のことを思い出しました。

 

僕が中学1年生のころ
練習が終わって

よみうりランドの山を降りて
小田急線のよみうりランド駅から

 

新宿行きの
人があまりいない
車両に乗るのが夜9時ごろでした。

その頃の僕は
ヴェルディのジュニアユースに入って

本格的にプロの世界を目指すようになって
プレッシャーを感じていました。

高いレベルに馴染めずに
試合にも出られず
 

同じ学年の選手と練習すらさせてもらえず
小学生の練習に混ざっていました。

 
それでも天才小学生たちの
レベルについていくのがやっとでした。
 

地元の天才少年だったはずの僕は
地元ではヴェルディで
試合に出ていないのを隠し通すのに必死でした。

そして、だんだん
自分に自信が持てなくなり
悩んでいました。

あの頃、全て真っ暗で
 

『この先どうなるんだろう』
『おれはプロになれるのか、なれないのか』

『この競争を勝ち抜けるんだろうか』
『夢をつかめるんだろうか』

毎日考えて
不安でした。

 

それでもやっぱり
僕にはサッカーしか
ありませんでした。

光が見えない毎日。

 

そんな時
夜の小田急線の中で
カセットウォークマンでよく聞いてた曲は

『終わりなき旅』

中学1年坊だったから
深い歌詞の意味を
ちゃんと理解はしていなかったけど

『高い壁の方が登ったとき 気持ちいいんだ』

『まだ限界じゃない』

『いつかプラスに変わるように』

『閉ざされたドアの向こうに・・・』

『次の扉をノックするんだ』

その言葉が奮い立たせてくれました。

次こそは。

明日こそは。

こっからだ。

毎日うまくいかない自分を
繋ぎ止めてくれた桜井さん。

僕と同じように
くじけそうな時

この詩に助けられた人が
日本にはいっぱいいると思います。

・・・

大人になり

今あの時の
『電車に揺られている僕』を
ふと思い出しました。

あのときと同じように

今も
僕はこの先の自分に思いを馳せ
限界を感じつつも

『まだこっからだ』

と言い聞かせています。

そして
あのときの孤独で不安だった自分に

ありがとう。
よく頑張ったね。って言いたくなりました。

もちろん
桜井さんにも感謝。

 

そして
 

今も相変わらず
迷いながらも

それがプラスの力に変わるように
僕は今日も動いています。

閉ざされたドアの向こうに
新しい何かは必ずある。

そして
それが開いたときの喜びは
最高です。

 

それを何度も繰り返していく。

桜井さんはきっと
極度の負けず嫌いなんだろうな〜
そう思います。

シーズンが再開しました。
いろんなことがあってのゴールでした。

喜びの瞬間はいつも最高です。

でもまた次の扉が待っています。

答えも、レシピも、型もないけど
自分らしく
また次のドアをノックしていこうと思います。

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