試合後の反省は意味があるのか?サッカー選手がうまくなるためにしている反省方法とは

こんにちは。Shimojiです。

 

昨日試合がありました。

怪我から復帰して初スタメンということでしたが

思うようにプレーしたのは前半。

 

約2ヶ月まともにトレーニングができていないながらも

いいプレーをしていましたが

後半はやはりバテバテ。

それでも90分フィールドに立たせてくれた

監督の信頼を感じつつも

 

それ以上にもっとできるはずの自分を

思い直す作業をしています。

 

結果は1−1でした。 

 

さて昨日ちょうど

将来のプロサッカー選手からこんな質問をいただきました。 

 

『Shimojiさんは試合後に反省とかしますか?』

 

はい。もちろんします。 

 

でもちょっと普通でいう反省とは違います。

僕はいろんな選手を見てきて

そして実際自分でやってきての経験上

 

サッカーノートに試合の反省を書くことや

試合の反省をすることは

いいことだと思うのですが

 

”反省”という概念はいかがなものかと

最近思っています。 

 

反省とは

  1.  自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。

  2.  自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。

という意味があり

 

基本的には

1、できたかできなかったか。

2、よくなかった点に意識し改善していく。

ということです。 

 

かなりつまらない作業です。 

苦しい作業です。 

僕も以前は反省をしていましたが

今はやめています。 

 

なぜなら反省してもうまくならないことに

気づいたからです。 

 

じゃ僕がしている反省とは何かというと

1、理想の自分の確認

これは自分がその試合でゴールを達成する自分にふさわしいかったかどうか。の確認です。

 

例えば

お客さんを感動させるというゴールがあった時に

チームを勝利に導く存在という理想の自分があったとします。

 

それに照らし合わせて

自分のプレーや結果がどうだったのかという確認をしていきます。

 

つまり判断基準は自分になります。

監督の意見でもなければ、新聞記者の採点でもありません。 

 

できたかできなかったかという反省ではなく

自分らしかったかそうじゃなかったのか。という似ているようで

全く違うものです。

 

2、自分はどうありたいのか理想の自分を再確認する

 

そういう理想の自分を描いていても

必ずしも全てがうまくいかない時があります。

 

例えば

チームを勝利に導くと言っていても

昨日のように引き分けてしまったりゴールできなかった時は

”自分らしくありません”

 

そういう状況では

”では本当の自分は何を望むか?”を確認します。 

この場合は”ゴールを決め勝利に導いている”が本当の自分が望む状況です。 

 

3、ブリーフシステムの点検

ブリーフシステムとは自分の信念構造です。 

何を信じているかということですが

 

点検するとはそういうことかというと

例えば 自分の理想に合わない結果”勝てなかった、点が取れなかった”というものが出てきた時に

『自分は勝つことに対してどう思っていたのか』

『点を取ることに対してどう思っていたのか』を点検します。 

 

というのも

僕たちのパフォーマンスは理想のセルフイメージと共に

自分たちが何を信じているかに大きく左右されます。

 

例えば

”点を取るのは難しい”

”自分には才能がまだ足りないから結果が出ない”という信念があると

 

実際に脳はその通りの現実しか見えません。 

*これは網様態賦活系の働き

 

なので

実際に結果が出なかったとしたら

深い信念の部分で結果が出ない何らかの信念があります。 

 

 

4、ブリーフシステムの転換

前述の通り僕たちのパフォーマンスは

何を信じているかにも大きく左右されるので 

 

もし

”点をるのは難しい”とか

”勝つのは難しい”という信念があるのであれば

それを本当の自分にふさわしい信念に転換していきます。 

 

”点を取るのは簡単”
”勝つのは簡単”という感じです。

 

それを唱えていくと

脳はそれに見合ったパフォーマンスを探し始めます。

 

今回の試合を振り返ると僕自身の中に

”復帰したてだからゴールはできなくてもチームに貢献する”という信念があり

それがブレーキになっていました。 

 

そこを改善すると

”いつでもゴールで勝利に貢献している”
とか

 

”自分は最高のパフォーマンスをする能力を既に持っている”

という信念に変えていきます。 

 

 

5、4を元にどうすればいいか行動、プレーの改善を考える。 

ここまできて初めて、自分のプレーがどうだったのか

次の試合でのプレーはどうするべきかが見えてきます。 

 

 

このステップが僕にとっての反省方法です。 

 

 

一般的な反省とは違い基本的には

ゴールに向かっていく中での改善で、苦手なプレーや

失敗の改善ではありません。

 

というのも

人は意識したものを引き寄せる力があります。 

 

多くの選手はできないプレーや失敗したことに

意識を注ぐあまり今できているプレーや

いいところも見失ってしまいます。

 

その原因は

“周りから言われている評価基準で判断していること”

です。 

 

だからまずは

自分のゴールを見定めて

理想の自分像をはっきりさせ

その現実に合うような信念を持って

プレーのアイディアや改善方法を考える。

 

これが重要です。 

 

ぜひ参考にやってみてください。

 

 

それでは今日も最後まで

観てくれてありがとうございました。 

 

 

SHO SHIMOJI

 

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