小学生の高学年になった僕。
間違えたふりをして初めて入った
レンタルビデオ屋のピンク色のコーナー。
「こんな世界があるのか」
それまでの僕の世界が一変しました。
人は衝撃的な経験をすると
価値観・信念が一変します。
そしてこの
価値観・信念のことを
ブリーフシステム(信念体系)
ともいいます。
(用語は別にどうでもいいのですが)
そして
僕たちの人生や
サッカーのパフォーマンス
夢を実現できるかどうかは
実はこの価値観・信念が
大きく関わっています。
僕たちの持っている
価値観・信念が
その夢の実現に
合っているかどうかで
夢が実現するかどうかが決まります。
【夢が実現する流れ】
夢を実現する流れは
まずそれまで持っていた古い
価値観・信念が崩壊し
新しいブリーフシステムが
自分の中で出来上がります。
すると
全く違うものの見方が
できるようになり
行動が変わって結果が変わります。
そうすることで
夢は自然と実現していきます。
だから
夢を実現するために必要なこと
それはまず
それまでの古くて
夢の実現に合わない価値観を捨て
実現するのにふさわしい
価値観に変えることが
最重要課題になります。
そして
価値観・信念を変え
最短最速で夢を実現する方法は
”一気に価値観・信念を激変させる
経験をすること”
です。
それができれば
全く違うものの見方ができて
自然と行動が変わるので
夢を実現する
パフォーマンスと結果が出る
ようになります。
実はこれが
プロ生活3年間で1点しか
取れなかった僕が
外国人選手として
点取り屋として
プレーできるようになった
秘密でもあります。
ではどうやって僕が
点を取れるようになったのか
・・・
僕の価値観・信念の崩壊現象が起きたのは
2011年ブラジルで
ある一人の選手と出会ったことが
きっかけでした。
彼の名はジョン・パウロ。
ポルトガルリーグで経験を積み
ブラジルに帰ってきたばかりでした。
彼は生粋の点取り屋で
毎試合ゴールを決めていました。
あるとき
『おまえはなんでそんな点が取れるんだ?』
『やっぱり海外で経験積んだから?』と
彼に聞いてみました。
すると
「いや、おれは昔は点を取れる選手じゃなかった」
そう言って
彼が見せてくれたのは
ポルトガル時代の
ジョンのプレー映像でした。
確かにうまい。
けどチャンスメーカーではあっても
点を取れそうな気配が
全くありませんでした。
見終えると彼は
「昔は周りの批判が怖くてただの普通の選手だった。
だけど点を取る選手になろうと決めて他のプレーをやめた。
ポジションをサイドアタッカーから
センターフォワードに変えたんだ」
と言っていました。
僕はその言葉に衝撃を受けました。
昔は違った。
けど
人はこんなにも変われる。
彼の言葉と実際に見せてくれる
プレーの一つ一つに
僕の中にあった
『自分はそこそこの選手で普通』という
価値観・信念が崩壊し始めました。
『このままでいいのか?』と
ジョンに言われているような
気がして悔しくなりました。
彼はその後も
試合でゴールを決め続けました。
味方への要求も
尋常じゃありませんでした。
そのせいか
周りの選手からの批判や
妬みややっかみを
一身に受けていました。
それでも
彼はひたすら点を決めつづけ
低迷していたチームを
勝たせ続けさせました。
周りの批判は辛かったと思います。
でも彼は
”自分はそこそこの選手という価値観・信念”と
おさらばして
”自分は点をとる選手になる”
”自分は点を取る選手なんだ”という
新しい価値観・信念を創り上げることで
多くの人を喜ばせる
最高のクラッキ(サッカー選手への敬称)
になっていきました。
それから紆余曲折はありましたが
僕も彼を見習って
周りの批判が怖くて
そこそこの選手に戻ろうとする自分が
出てきたり
ゴールや勝利
お客さんの笑顔よりも
評価が得られないことを恐れて
監督の言われたことだけを
やろうとする自分が出てくる度に
”自分は変われる”
”自分は点を取って人々を喜ばせる選手なんだ”
という価値観・信念を
染み込ませていきました。
そして
日々そういう価値観や信念を
意識していると
やっぱり人生は変わっていきます。
これはやってみないと
実感できないことなので
ぜひあなたにも
やってもらいたいです。
行動を変えることも
パフォーマンス・結果を変えることも
人生を変えることも
自分の価値観・信念を変えることで
簡単にしかも
大きく変わっていきます。
だから僕たちは
夢を実現するためには
価値観・信念を一変させる経験に
どんどんチャレンジしたり
そういう出会いがありそうなら
どんどんそういう人に
会いに行くことが
最短最速で夢を実現する
方法なのです。
より詳しいことは
また今度紹介する
プロサッカー選手を目指す人にとっておきの
秘密のプログラムで明らかにするので
楽しみにしていてください。
それでは今日も
最後まで観てくれて
ありがとうございました。