“本気”とは
今この瞬間を全力で生きること
本気の大人はかっこいい。
僕のコアには
小さい頃に見たカッコいい
サッカー選手たちの
本気が宿っています。
TVを通じて
スタジアムで
サッカー教室で
たまたま街で出会って
握手してもらった時に
一緒にボールを蹴った時に
感じた彼らプロサッカー選手たちの本気が
無意識に刷り込まれています。
僕が彼らから感染したのは
テクニックや知識よりも
”本気で生きるかっこよさ”です。
そして
本気で今この時を生きるがゆえに
”自分の損得を超えて
より多くの周りの人を
幸せにしていける人としてのかっこよさ”です。
”不安や恐れと向き合って
それでも一歩踏み出していく
そんなかっこよさ”です。
それが
バッジョだったり
ラモスだったり
カズだったり
他にも
大人になってからも
本気の大人に出会い
彼らの本気に感染するたびに
損得感情に煽られ
利己心に負けそうな自分に
『ダサいと思われるからやめよう』
と言い聞かせ
怖くても進んでいくことができます。
『小学生の息子にどうサッカーを
教えたらいいか』の答え
『小学生の息子にどうサッカーを
教えたらいいか』
『プロになるには
どういう教育をしたらいいのか』
という質問をよく受けますが
僕の答えは
”本気のかっこいい大人に触れさせること”
です。
それが
どんな英才教育や
スキルや最新メソッドをさせるよりも
大事です。
なぜなら子どもは
11歳ぐらいになると
どうでもいい他人のいうことや
夢を叶えたことのない人の意見。
自分の人生を生きない他人や
社会の常識に縛られている他人たちの目を
気にし始めるようになり
そうすることで
夢を叶える力が
奪われていきます。
そんな時に
『そんなものはどうでもいい。』
『そんな人たちのことはどうでもいい。』
と思えるには
『尊敬するあの人たちにはダサいと
思われたくない』
という感覚と
そういう尊敬できる本気の大人に
子どもの頃に触れて知っていることが重要で
それが間違った道に行かないための
抑止力になります。
そういう経験と感覚があるかないかは
夢を実現するかどうかを
分ける大きなポイントです。
そしてその感覚は
できるだけ小さい頃に
実際にかっこいい大人に
惚れるという経験を
しないと身につかないのです。
小さい頃に
『言葉じゃ説明できないけど
なんかかっこいい!』
『ダサいことしてたら(損得勘定で動くとか)ダメだ』
という体感が
あるとないとでは
後で大きく差がつきます。
”惚れれる力”がひらく才能の扉
この感覚はある意味
いいものに”惚れれる”ということです。
“惚れれる”というのは
本気のものを感じ取れる力で
本気のものや
本物を感じ取れると
ミラーニューロンが反応して
自分が描く理想へ自然と
引っ張られていくので
夢を実現していくことができます。
僕の統計では
僕の知ってる一流のサッカー選手たちは
かっこいい男に惚れやすい。
そういう人を自分の理想として
日々練習に励んでいます。
惚れれる敏感な人ほどいい選手になりやすい。のです。
だからこそ
子どもの頃に大事なのは
上手くできるためのスキルを学ぶことでも
最新知識やトレーニングメソッドを
知ることや
形ばかりの英才教育することではなく
”本気の大人に触れること”
です。
本気が感染し
子どもたちの中に
『なんかカッコいい。大人ってすげー。』
そう思わせれば
あとは自然とそうなっていきます。
本気があれば
子どもたちは自分の心に従って
損得勘定や
周りの声に負けずに
進んでいけるし
本気があれば
知識やスキルは
後からいくらでも身につけられる。
実際形ばかりの英才教育で上手くなっても
心が折れて辞めていった選手を
僕は何人も見てきました。
プロの階段を登るには
プロサッカー選手になるには
ただサッカーが上手い人ではだめ。
恐れや不安の中でも
全力で今を生きれる本気の大人であるかが
問われます。
だから僕は
『子どもたちに感染させれる大人であるか
あろうとしているか』
いつも自問します。
まだまだ
そうでなかったとしても
そうあれるように
自分を高め続けていきたい。
それが大人の仕事だと思うし
サッカー教室の大事なところ。
子どもはすぐに見抜くから
緊張するけどね。笑
それでは今日も最後まで
観てくれてありがとうございました。