言葉の壁は案外低い

こんにちは。

ご無沙汰しています。

昨日僕が所属している
タイリーグ・ディビジョン1のオールスターゲームが行われました。

おかげさまで今年も
オールスターに選ばれました。

相手はオランダのディビジョン1のオールスターチームでした。

相手はヨーロッパのオランダリーグ。オランダリーグは若くて才能と将来性にあふれるたくさんの選手がプレーしています。

将来有望なサッカー選手輩出国オランダ。

現在も多くのオランダ出身の選手がヨーロッパのビッグクラブで活躍しています。

今回は試合5日前ぐらいに急きょ招集がかかったので
みんなでプレーしたのは試合当日のぶっつけ本番でした。

でもさすがオールスターチーム。
今回のチームメイトもリーグ戦で対戦していい選手だなーと思った選手ばかりだったのでいい緊張感とワクワク感で楽しめました。

こういう国際試合をして改めて思うのはボール一つで伝わるんだなぁ。ということです。

これは言葉を超えたコミュニケーション能力のことです。
いわば洞察力ということかもしれません。

よく海外に出たら
【言葉の壁】でうまくいかないという話を聞きます。

日本でもコミュニケーションスキルを磨きましょう。
みたいな話をよく聞くと思います。

でも僕はそれは違うんじゃないかと思います。
あまりに表面的な話だと思います。

もちろん言葉が話せるのは大事です。チーム内で人間関係を築く上で
【人とうまくいくコミュニケーションスキル】は大事かもしれません。

でもサッカーや人間関係で大事なのは理解しようとすることであり
自分自身を信頼し意志を発信していくことです。

そういう人はウソを言わないし正直なので
自然と相手も取り繕ったりする必要がなくなって少ない言葉でも十分わかりあえます。

例えば
日本人同士で言葉が通じたとしても
理解しあえない人はたくさんいます。

誰かと話をしていて
『こいつ口ではいいこと言ってるけど、やってること違うし
内心絶対ウソついてるな〜』という人は結構います。

コミュニケーションスキルを駆使しすぎてしまって理解できないことはたくさんあります。

サッカーでもそうです。
言葉がわかってもずっとプレーがかみ合わないことはあります。

逆に言葉は少なくても
ワンプレーで心を引きつけ仲間の力を引き出すような選手は僕はコミュニケーション能力が高いなと思います。

ということは
言葉の壁というのは
そんなに高い壁ではないのです。

グラウンドの中ではうまくいかないこともたくさんあります。

一人の人としていろんな思いや意志を持った選手が22人いるわけだから当然です。

だからこそ
その複雑な想い・理想・夢をお互いが感じ取ろう!理解しよう!とすると相手のプレーの意図もわかるしチームとしてもすごいサッカーをすと思います。

例えば
一見エゴイスティックに見えるフォワードの選手も
そこには彼のこれまでの人生やこれからの人生への想いや
支えてくれている人たちや家族への想いがそういうプレーを生み出しているかもしれないです。

チームへの貢献ということに対しての彼なりの答えがそのプレーを生み出しているのかもしれません。

グラウンドの中にあるいろんな想いは決して言葉だけでは理解できません。

もしかしたら単に目立ちたいだけのプレーかもしれません。笑

でも選手一人一人の
パスにこめる意志
走りや動きで表す意志
シュートに行く姿勢で示す意志
体を張って守ることで示す意志

自分はこのグラウンドでどうありたいか
どう勝ちたいか

純粋な部分を自分を通して一つ一つ発信したり感じたりすることが本当のコミュニケーション能力だと思います。

それは言葉なんか通さなくても伝わるものです。

「サッカーに言葉はいらない」

これは極端な言い方で言葉がなければ理解できない部分もありますが

それを超えたところには
言葉のいらない世界もあるんじゃないかと思います。

言葉を超えて理解できるために
選手として人として
もっと磨いていこうと思います。

試合は2-0でタイ・オールスターが勝ちました。
ちなみに1アシスト^^

結局自慢で締めくくりました。笑

それでは
最後まで読んでくれてありがとうございました。

Shimo

【Division One Invitation Cup 2015】
ALL STAR YAMAHA LEAGUE ONE (Thai Division-1 all star team)
vs
ALL STAR DUTCH DIVISION ONE( Netherlands first division all star team)

 

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