気づいたらゴール前に
ボールが転がっている。
気がついたら
絶好の位置で
ボールを受けている。
気がついたら
打とうと思って
その瞬間には打っている。
僕のにとっての
ゴールの瞬間はいつも
頭で思考して
決めるってよりも
体が反応したって感覚です。
計算通りというよりも
何かが降りてきた感覚。
それが僕にとってのゴールです。
今まで
決めてきたゴールのどれもが
実は狙ったものではありません。
だから
シュートを決めるコツや
シュートのスキルを
僕は教えられません。
なぜなら
僕のゴールのほとんどは
無人のゴールに打ち込む
こぼれ球だからです。
瞬間的にここだ!これだ!って
思って体が反応している
それが僕にとってのゴールです。
そういう時は
無心になっています。
無心に至る方法は
まだわからないのですが
大体の場合
頭のなかがぐちゃぐちゃになり
もういいやってぐらい
思考がぐるぐる回って
悪あがきしまくった後に
やってきます。笑
特に昨日のように
後半終了間際になっても
思うようになっていない時。
『今日は入らないかも』
『この流れだと勝てないな』
・・・という考えが
試合中に浮かび始め
そして
『これで勝てなかっらおれのせいだ』
『とりあえず最後まで一生懸命やろう(一生懸命やっていれば怒られないかな)』
『一生懸命やってできないならしょうがない』
『今日は運がなかった』
『審判が最悪だったな』
『味方のあいつがあそこで決めてれば』
・・・と
言い訳や
仲間や環境のせいにする思考が
沢山現れ
反対に
『いや、でも信じてやり続けよう』
『まだ何が起こるかわからない』
という思考も出てきて
頭のなかはぐちゃぐちゃです。
そして次第に
勝負を仕掛けようとするやる気よりも
失敗を恐れるようになります。
とりあえず無難に。
・・・
僕はほしい結果が
得られないような
状況になってくると
より頑張るのではなく
失敗した時の
言い訳を考えたり
失敗しても
カッコ良く見せれるように
自分はちゃんとやっている風を
装う癖があります。
昨日も
そんな自分が出てきて
人のせいにしたり
環境のせいにしたり
そうやって
楽になろうとする
自分が現れました。
ただ
やっぱり
そこで出てくるのは
自分が描いた夢と
本来の自分のあり方。
プロ選手として
グラウンドに立つ上で決めた
自分の理念と信念 。
それを思い出すと
結果としてもし
『失敗してもいい』
『批判されてもいい』
『クビになってもいい』
(本当は嫌だけど、笑)
だけど
自分のあり方として
勝負しない。
人のせいにする。
諦める。
走らない。
というのは
その時は楽になれる
最高の道かもしれない。
でも
NG。
本来の自分としては絶対禁止。
いくら結果が
出ないことが不安でも
実際に結果が
出そうになくても
その先の
最悪の結果が怖くても
あるいは
周りから見たらダサいと思われても
空回りして使えないなと思われても
それでも
堂々とプレーする。
最後まで走る。
何回もペナに入る。
あるべき自分として一つ一つをやる。
そういう継続をしていく。
心の中は
大揺れに揺れていても
継続する。
そうすると
だんだんのめり込んで
無心になる時が来て
そういうときに
ゴールは生まれます。
口で言うのは簡単だけど
あるべき自分としての行動を継続すること。
これは結構大変。
信じることって一番難しい。
状況によって
諦めたくなる。
止まりたくなる。
人のせいにしたくなる。
下を向きたくなる。
愚痴りたくなる。
でもだからこそ
そういう時に
自分の描いた夢と
本来の自分のあり方を
思い出す。
そして
あるべき自分としての
行動を継続する。
その信じる行動の先には必ず
道が開けるし
道は必ず見つけれる。
これからも信じて
継続していこうと思いました。
それでは今日も最後まで
観てくれてありがとうございました