『”自分は大丈夫”プロサッカー選手になる人たちが大事にしているお母さんからもらった”あるもの”とは』

先日。中学の頃から尊敬している

戸川健太さんとお会いして

お話を聞かせてもらいました。 

 

僕が初めて戸川さんと会ったのは

 

ヴェルディのジュニアユースに入って

少し時間が経った中学2年の時でした。

 

その時僕はプロにならなきゃ、

結果を出さなきゃ、

という毎日のプレッシャーの中で

 

“周りは敵。引っ張ってでも自分が勝て“

という状況で

 

それでも

”仲間を信じてやれ”

 

そう言うコーチたちの言葉に矛盾を感じ

 

サッカーが嫌になり

怪我を理由に休んでいました。 

 

毎日練習に行ってプレーができる状態でも

『まだ足が痛いです』と言って

僕はリハビリルームで時間を過ごしていました。

 

リハビリルームには

各世代のケガをしている選手が

それぞれメニューをこなしていました。

 

その中に

当時高校3年生の

戸川さんはいました。

 

中学2年生の僕に

気さくに話しかけてくれた

戸川さんは当時から

 

 

知性と品性と優しさにあふれていて

 

“怖いヤンキーの先輩しかいない”

 

そんなヴェルディカラーの中で

異彩を放っていました。

 

世田谷出身というだけで

坊ちゃん扱いされ

結果が出なければ名前すら呼ばれない

 

そんなギスギスした

結果至上主義の世界で

 

 

無名の年下の子にも

人として接してくれる戸川さんの優しさが

その当時の僕にとって救いでした。

 

 

でも 

 

『こういう優しい人は

ここでは試合には出ないんだろうな』

 

『だからケガしてるんだろうな』

 

何も知らなかった僕は

そう思っていました。

 

”優しい人は試合には出れない“

”いい人は成功しない“

 

それがプロだと

僕は感じていました。

 

地元の弱小クラブで育った僕は

 

”みんなで力を出し合ってサッカーをする“

 

それがいいと思いながらも

 

『でもそれでは甘いんだ』

と自分に言い聞かていました。 

 

『ここはプロになるかどうかの場なんだぞ。』

『競争に勝つには相手を蹴落として自分がいかに出し抜くかを

やっていかなきゃいけないんだ。』

 

そう言い聞かせて、

でもそれができない自分がいました。

 

仮に純粋な想いで

プレーしようとしても

 

同じポジションの選手が結果を出し

監督に評価されると焦り

 

昔は何も気にせず

チームが勝つために

仲間を信じてプレーできていたのに

 

”自分が損したらどうしよう”

 

”他のやつがいい評価を得て自分が切られたらどうしよう”

 

そういう自分がダサく思えました。 

 

それでいて

 

自分の理想に自信が持てず

流されてしまう自分に悩んでいました。 

 

 

それから数週間後

僕たちの学年が練習する隣のグラウンドで

ユースチームの公式戦がありました。 

 

そこには

キャプテンマークを巻いて

チームを引っ張る

あの戸川さんがいました。

 

後から聞いた話だと

 

戸川さんはユースから直接プロへ昇格する選手で

コーチ・スタッフの誰もが推薦する

すごい選手でした。(何も知らずに恥ずかしい、笑) 

 

でもあの時のケガで

プロ昇格は見送られ

一度大学へ進学する

 

ということでした。 

 

 

 

”チームメイトといえど敵”

”罵り合い言い合いながらやるのがサッカー”

 

”他の人のミスにケチをつけ”

”自分はミスをしないように勝ち残るためにプレーする” 

 

負けないように

要求して

アピールして、

 

仲間のサポートは

自分が残っていくための最低限をやる。

 

そういう考えが

こびりつき始めていた僕にとって

 

その試合は

忘れることのできない試合になりました。

 

戸川さんは90分間

仲間を鼓舞する声をかけ

 

失敗しても罵るどころか

勇気づけ

 

誰よりも仲間のために

体を張っていました。

 

そこには

アピールするとか

競争を勝ち抜くという

邪なものがありませんでした。

 

天才的だけど癖が強くて

怖くて近寄りがたい先輩たちが

 

戸川さんと一緒にいると黙々と

チームの勝利のためにプレーしていました。

 

仲良しクラブではなく

天才たちが本気で

”仲間を信じる”ことで

 

一人一人が才能を思う存分発揮して

純粋なサッカーでチームの勝利を

みんなで。。。

 

 

『ヴェルディってやっぱりかっこいい』

そう思えました。 

 

 

今までただの罵り合いに見えたものも

 

心の底からサッカーが好きで

勝ちたいからなんだ』

 

僕の考えが一気にシフトしました。 

 

 

『かっこいい』

僕は感動しました。

 

 

戸川さんがチームを

後ろから支えて戦いながら

いいサイクルを作り出していました。

 

 

『ああいう人になりたい』

と僕は思いました。

 

人としてすごくて

選手としてもすごい。

そんなことがあるのか。

 

 

衝撃でした。

 

・・・

 

あれから15年以上が経ちました。

 

久しぶりに会った戸川さんは

相変わらず優しく僕を

迎え入れてくれました。

 

仲間を想い勇気づけ

人を大事にする。

 

そんなかっこいい戸川さんは

 

プロサッカー選手をやめた今も

フィールドは変わっても

 

大きな夢を持ち

知性と品性を武器に

 

そして

仲間や人を思う熱い気持ちで

いろんな人に心から与えていました。

 

キャプテンマークを巻いていた

あの日のかっこいい戸川さんは今でも

僕にとって憧れの人でした。

 

 

プロサッカー選手になる人

そこで結果を出す人

というのは 

 

自分だけでなく

人のことを想ってプレーできる人が

多いです。

 

でも心の底から

仲間やより多くの人を想える選手は

少ないです。 

 

どこかで見返りや

犠牲に対する評価を求めます。 

 

もちろんそういうところがゼロの

完璧な人間はいないと思いますが

 

今回 

 

どうして戸川さんは昔から

自分だけでなく仲間のことを想い

チームのためにプレーし

 

たとえ選手生命に関わるところでも

迷わず身体を投げ出すことができるのか。

 

 

プロの世界でも

たくさんの監督にいつも使われ続け

重宝され続けたのか。 

 

癖のある天才サッカー選手たちからも

一目置かれ賞賛される戸川さんのように

かっこいいプロサッカー選手になるには

何が必要なのか。

 

そして

どうしてサッカー選手を辞めても

昔の栄光にすがることなく

挑戦し成功し続けているのか。

 

プロサッカー選手の理想的な存在。

 

戸川さんにその秘密を聞いてきました。

 

その秘密の答えは
”お母さんとの関係”にありました。

 

そしてこれは

僕が見てきたトッププロ選手に

共通するもので

 

”母親がくれたあるものに気づけるか”

という非常に興味深くて勉強になる話でした。 

 

 

この話はかなり濃いので

明日密かにメルマガで配信していきます。 

 

その秘密をご覧になりたい方は

ぜひ登録してみてくださいね。

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それでは今日も最後まで観てくれて

ありがとうございました。 

 

 

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