「ピンチはチャンスと思え!」とよく聞きます。
でもピンチの時に
瞬間的にそう思えるかというと
僕はそうは思えません。
ピンチと思える場にいる時や
絶望的な状況では
どうしても希望を見出せなくなります。
でも長い目で見れば確かに
今までの人生を振り返っても
ピンチというのは必ずチャンスに
変わっていきました。
もちろん
いつもピンチをチャンスに
変えることはできません。
けど僕の経験上
いくつか条件があるとき
ピンチをチャンスに変えることはできます。
その条件とは
・今すぐの結果を焦らないこと
・ピンチの時により大きく描くこと
・『絶対変わる』と諦めないこと
です。
かなり根性論っぽいし
曖昧なので怪しいですが
どんなに暗い状況に
打ちひしがれていても
・焦らずに
目標や自分のあり方を
・大きく描きなおして
『絶対に変わるんだ』と
・諦めずにやり続ける
ということをしているとき
ピンチに見えた状況は
”実は上昇するためのきっかけだった”
という感じに変わっていき
目先の結果を出すのも早くなります。。。
なぜこんな話をしているかというと
先々週タイリーグが開幕したのですが
今僕はチームに所属していません。
2週間前に
タイリーグのマーケット(リーグ登録期間)が
終了したのですが
それまでに契約できませんでした。
なので今は
フリートランスファープレーヤーです。と
横文字で言うと
かっこいいですが
簡単に言うと無所属選手です。
現在は他のアセアンの国のクラブと
交渉中で
それもどうなるかわかりません。
今がプロサッカー人生の転換点です。
多分にピンチです。
いや正直ピンチです。
活躍している
友達のタイ人選手や日本人選手を
観ていると
どこか遠くの世界に置いてけぼりを
食らったような寂しさを感じ
毎日『もうダメかも』と
思ったり
正直焦ります。
結構しんどい日々が
続いています。
でもこういう状況では
焦らず
夢や自分自身を大きく描きなおして
最後は
『変えていくんだ』という
諦めない根性を持ち続けることは
しんどいけど
やはり大事なのです。
と、自分に言い聞かせる意味でも
書いています。笑
それに
どんな苦しいと思える今の状況も
長い目で見れば
上昇のきっかけだったと
僕は5年後10年後
あるいは20年後には
必ず言っている自信があります。
(現状でこれを言うとただの負け惜しみっぽいですね。笑)
最後にもうすこし・・・
【観えている世界は実は違うかも】という話。
最近犬を飼いたいな〜と
興味があったので調べていると
犬は人間とは違って
赤と緑の色の識別が難しいらしいと
知りました。
でも
犬には人間には見えない
紫外線を識別できるらしく
暗闇の中でもわずかな光で
ものを見分けることが
できるそうです。
逆に
僕たち人間は
色の識別はできるけど
紫外線は見えないし
心が鬱状態の時には
世界が灰色に見えたり
逆に
躁状態、ハイな時は
街の緑がすごく鮮やかに
見えたりするというのが
実際に研究で明らかになっています。
つまり
人間には見えていない世界があり、
見えている世界も
心の状態で違った世界を観ている。
それが僕たち人間です。
だから
今はダメだと思っている現実は
心のあり方で
実は全く違ったりするのです。
紫外線は見えなくとも
心の持ち方や考え方次第で
真っ暗に見える闇の中でも
光を観つけれる能力が
僕たちには備わっています。
それこそがピンチを
チャンスに変えていける力です。
だから
・焦らず
・大きく描いて
・諦めずにやっていくことで
チャンスをピンチに変える能力を
最大限に生かして一歩づつ進んでいこうと思います。
今後も現状報告や
あるがままの現状での
プロサッカー選手としての気づきも
書いていきます。
今日も最後まで観てくれて
ありがとうございました。