下地です。
僕が夢を叶える人生でもっとも影響を受けたコーチの名前
それは父と母です。
僕の父と母は
高校を卒業して沖縄から
18,19歳で上京しました。
”子どもの頃アメリカのコントロール下で
まだ沖縄”県”じゃなかった”
”中学まで
日本の本島にいくにも
パスポートが必要だった”
と話す両親の時代は
今の僕が知っている沖縄に対するイメージとは違って
外国という感覚に近かったようです。
そんな時代に
高校卒業後すぐに沖縄を出て
大都会東京で自ら人生を切り開いていきました。
なんのツテもない異国の地で生活するのは
想像以上に大変です。
さらに子ども3人を育てていくすごさは
今の僕ならわかります。
両親は今では東京に家を買い、
孫を迎えてくれます。
僕は小さい頃は意識していなかったけど
夢を叶える人生を両親から
インストールされていました。
プロになるための土台
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人生を切り開いていく強さ
どんな状況でも前向きに生きること
一つ一つを積み重ねていくこと
感謝して生きること
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を僕の両親は毎日の生活や
背中で見せ教えてくれていました。
こどもの頃
学校が終わると
家の下にあった両親の働いている店
(お肉屋さん)に行きました。
働いている両親の姿は
小学生の僕にはかっこよく映りました。
その当時の僕の夢は
お肉屋さん兼サッカー選手でした。
まだ子どものだから
はっきりと理解してなかったけど
僕はかっこいいと思ったし
僕の無意識レベルに落とし込まれた
それらの大事なことが
海外でプロとして
やってこれた土台になっているのだと
感じています。
よく多くの親御さんやコーチに
『プロになったり
子どもたちを伸ばすにはどうしたらいいか』
と聞かれます。
スキル?戦術?最新のメソッド?
僕はそうではないと思います。
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大人の本気で生きる姿、チャレンジし続ける人生が
何よりも子どもたちのお手本として伝わり
彼らの力を引き出します。
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なぜなら子どもは
言葉では理解せず
本質を受け取ってしまうからです。
どんなにいいことを言っても
それがうわべだけなら
”うわべだけでいい”ということが
伝わってしまいます。
伝わるのは本気の部分です。
小学校の頃
少しうまかった僕は天狗になっていて
一生懸命やらない僕のプレーをみて
父は怒りました。
『うまいならチームのためにもっとやれ』
僕は『サッカーのことを何も知らないくせに』
と思いながらも
サッカーのことを何も知らない父の言葉
だからこそ深く残りました。
『人のためにこそ上手くなる意味がある』
『ゴールや勝利という結果も多くの人のためにある』
父が伝えたことは
これだったんだと
プロになってわかりました。
子どもも大人も
人のためになりたいと思えると
眠った才能が引き出されます。
そういう人になるために
力を身につける練習は楽しくなります。
母は僕が小学4年の時
試合で負け、
ふてくされてちゃんと相手に
挨拶しなかったとき怒りました。
負けたときにダサい姿を見せた僕に
『選手としてうまいよりも人として大事なことがある』
と伝えました。
母はいつも
「勉強できないとサッカーはできない」とも言ってました。
サッカーのことは何一つ教わらなかったけど
サッカーで大事なことを
僕は父の生き方母の生き方から
学びました。
それが土台としてあったから
練習をやり続け
諦めずに歩き続けたから
サッカーが上手くなったし
プロにも到達したんだと思います。
だから
親やコーチにとって大事なことは
サッカーのスキルや戦術は
あって越したことはないけど
そういうのを知らなくっても
根っこにある本気の部分を
持って伝えることなんだと思います。
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僕はスーパースターとして
タイで活躍しました。
多くの子どもに
魅せれたことはよかったです。
でも子どもたちに伝えられたのが
素晴らしいプレーやスキルとか
外側のことではなくて
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一生懸命やり続けていける情熱や
諦めずに前向きに進むことや
一つ一つやっていくことや
感謝する姿勢
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そういうものであったら嬉しいし
またこれからの活動も
そうである自分でいたいと思います。
今日も最後まで観てくださって
ありがとうございました。
追伸
”サッカーが上手くなる足が速くなる走り方”と
”プロが3万時間かけて手に入れた超絶トラップを3分で身につけるコツ”
の動画が好評です。
まだ受け取っていない方は
ぜひチェックしてみてください。
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ありがとうございました。