チームメイトに馬鹿にされる
けなされる
他の選手と同じミスをしても
監督に自分だけ怒られる・・・・
そういう選手がいます。
実は僕がそうでした。
初めて海外挑戦に出た
パラグアイで
僕は最初
チームメイトからの
からかわれていました。
”日本から来たお客さん状態”で
蚊帳の外でした。
チームメイトからの
リスペクトはありませんでした。
『まずはチームメイトに馴染もう』
そう思い、からかわれても
僕は笑顔が大事だと思って
ニコニコしながら
チームメイトの冗談や
たとえ嫌いな奴がおちょくってきても
『チームメイトが笑っているならそれでいい』
『そうやってチームに溶け込んで
あとはプレーで見せれば
いずれ認められるようになる』
と思って我慢していました。
・・・・
でもそれではダメなのです
我慢してニコニコしていても
いつまでたっても
イジられる状況は
変わりませんでした。
そこでぼくは
ある日決意して感情のままに
いつもからかってくる奴に
キレました。
『オカマ野郎』と言ってくるそいつに
『お前も一緒じゃねーか!オカマ野郎!』と言い返しました。
そいつは体も185cm以上あって
チーム内では古株で権威があり
ジャイアンみたいな存在でした。
心臓がバクバク言って
へたりそうになりながらも
グッとこらえて
相手を睨んで言ってやりました。
相手はびっくりしていました。
周りもびっくりしていました。
彼は若干イラっとして
構わずその後も
おちょくってきました
でも僕はその度に
言い返し
頭を小突かれたら
ケツを叩いてやりました。
試合で削られそうになったら
思いっきりぶつかっていきました。
そうすると
それまでの態度が嘘のように
からかわれたり
おちょくられることが
なくなってきました。
チームメイトの態度が変わり
グラウンド内でもチームメイトとして
認められるようになっていきました。
不思議とプレーはそんなに変わっていのに
監督の評価も変わっていきました。
からかってきたり
馬鹿にしてくる奴というのは
大概心が弱いのです。
怖がりです。
でも
一番悪かったのは
僕自身でした。
『からかわれてもいいや』と
『周りが笑っていい雰囲気なら空気を読む』
という感覚は悪
これはおそらく日本の
『いじられたらおいしい』とか
『空気読む』的な
文化とは真逆の思考ですが
一言言わせてもらうと
この文化は正直言ってクソです。
あっ口が悪くなりました。笑
セルフイメージという観点から
あるいは
夢を叶えていうことを考えても
僕たちは
自分自身をまず認め大事にし
自分自身を尊敬し
堂々としていく必要があります。
それでなければ
他人からの信頼も尊敬も得られません。
自分に対する自己イメージ
=周りからの評価
これが世界の原則です。
だから自分を大事にしていくことが
夢を実現するよりも
何よりも大事なのです。
いろんな国で
いろんな選手を見てきましたが
いじられキャラは大成しません
それは多くの選手を見てきて
いじられキャラはチームの雰囲気を
よくするかもしれないけど
だいたい犠牲者になります。
本当の満足はできないし
結果も出ません。
それは
いじられることを受け入れることで
セルフイメージが下がるからです。
結果を出している選手で
一見いじられキャラに見える人でも
必ず踏み越えてはいけない
ラインを自分の中で決めていて
それを超えるリスペクトのない相手には
対抗し態度や言葉で示す
ということをしています。
『いじられておいしい』
『からかわれてるのは嫌だけど空気を読んで我慢』は
社会的・文化的な洗脳
【テレビを見たら馬鹿になる理由】
というのはこういうとです。
テレビのバラエティは
誰かをおちょくったり
からかったり
いじることでしか笑いを取れません。
それは明らかに
観ているとミラーニューロンの働きで
セルフイメージが下がっていきます。
だから
テレビを観るのをやめるだけで
僕たちはセルフイメージが上がって
夢を実現しやすくなります。
夢は芸人になることですか?
そうです。
僕たちは
芸人を目指しているわけでも
周りの人の人生の脇役になるために
生きているわけでもありません。
僕たちは
自分の人生の主役として
理想の人生や
夢を実現する権利と
自分だけでなく
周りの大事な人たちのためにも
自分を大事にし尊敬する義務を持っています。
だからセルフイメージを上げていって
自分の夢の実現の方法を
日々見つけていく作業でこそ
僕たちの人生は輝くし
チームメイトからの信頼も受けて
そして
試合で結果が出るようになることで
自分の大事な人や
家族も喜ばせることが
できるようになるし
より多くの子供や観てくれている
人々に感動や夢を与えることが
できるという
素晴らしいことを
できるようになります。
だからまずは
・自分を大事にして尊敬する
・馬鹿にしてくる相手にちゃんと”嫌だ”と伝える
・馬鹿にする奴との関わりを断つ
という自分は大事な存在なんだと
自分自身を押し出していくことが大事なのです。
相手がどんなに権力や
社会的な地位があっても
人を馬鹿にしてくる相手は
セルフイメージが低く
いづれ落ちていきます。
なので
相手を押し出していきましょう。
そこは負けちゃダメなのです。
そうすることで
あなたのセルフイメージは
下がることなく
逆にどんどん
自分を大事にしていくことができるので
ぜひ
・自分を大事にして尊敬する
・馬鹿にしてくる相手にちゃんと”嫌だ”と伝える
・馬鹿にする奴との関わりを断つ
ということを実践することで
チームメイトからの尊敬されるようになって
どんどん結果を手に入れていくことが
できるようになるので
ぜひやってみてください。
それでは今日も
最後まで観てくれて
ありがとうございました。