こんにちは。
昨日は究極の目標設定のガイドラインを
お話しました。
１、目標はライフスタイルで考え
２、それを送るためにいくらかかるか数値化する
でした。
では今日から
『どういうプロセスでやっていくと
究極の目標設定ができるか』
お話していきます。
これからお話していくステップを
一つづつしっかりやっていくと
必ず正しい目標設定が
自分の中でびっちりできます。
それさえできれば目標は叶っていくので
一つも飛ばさずやってください。
そしてこれで成功したり
目標を達成することができたら
周りの人たちも上手くいって
よくなっていくので
ぜひ周りの人にも教えてください。
それでは究極の目標設定
ステップ１
必要最低限のライフスタイルを知り
必要最低限の収入を知る
『あの～自分の理想の夢や目標叶えたいのに
なんで最低限のライフスタイルなんですか？』
これは僕も最初思いました。
これのステップを飛ばして
早く理想の目標設定をしたいと思うかもしれません。
でも
僕たちは理想のライフスタイルや
手に入れたいものを目標にする前に
まず
『自分はいったい、最低いくらあれば生きていけるのか』というのを
知る必要があるのです。
なぜかというと
人は攻めに入る前に守りを固めないと
恐怖によって攻めに出れないからです。
僕が南米に出た最初の年
パラグアイのクラブとの契約は
試合に出るようになったら
給料が発生するという契約でした。
つまり最悪１年間は無給
という状況でした。
そのとき家族全員の生活費用を考えると
一年暮らせるだけの蓄えが僕にはありませんでした。
だけど
『 だいたいこれぐらいあれば
やっていけるかな～』 という安易な考えと
『行ったらなんとかなる』と
夢と希望だけを持って南米に飛び出しました。
そして
『半年以内に結果を出す！』と思って
日々トレーニングに行く毎日。
でも
だんだん生活に余裕がなくなっていくと
『早く稼がなきゃ。早く結果出さなきゃ。』
という自分のプレッシャーで
心に余裕がなくなっていきました。
焦りだけが積もって
闇雲に練習しても上達せず
結果も出ませんでした。
確かに追い込まれた状況で人は
力を発揮することはありますが
生活していける＝生きていける
というライフラインが安定していないと
人は本能的に生命に危険を感じて
恐怖に支配されるようになります。
人はいろいろな欲求の中でも
生き残る欲求（生存欲求）が強いので
生活が苦しくなって生存欲求が高まると
恐怖や不安を強く感じるようになります。
恐怖や不安が強くなりすぎるとIQが下がっって
集中すべき仕事やパフォーマンスに集中できなくなります。
そして
お金のためにプレーする奴隷になってしまうのです。
なのでまずは必要最低限の生活を知り
そのためにはいったいいくら必要なのかを
知り
守りを固めることで
攻めに向かう集中力が高まって
目標が圧倒的に実現しやすくなります。
『でも今はいいけど将来の不安はどうしたらいいんですか？』
と思うかもしれませんが
次回以降の目標設定で将来のライフスタイルを
手に入れる設定をしていく中で
不安があっても
その目標に近づいていけるので大丈夫です。
僕は南米での経験で必要最低限の生活や
そのためのお金という『守り』の重要性を知りました。
多くの人はその守りを知りません。
そしてほとんどの場合
『当たって砕けろ！が美学』のような風潮の中で
人生で大きなチャレンジを無謀に挑んで砕けるか
怖くなって踏みだせなずに後悔するかのちらかです。
夢や目標は飛び込んでなんとかなるものではなく
なんとしても実現するために
自分で頭をフル回転させて
自分自身の最高のパフォーマンスを引き出す必要があります。
そのための土台となる安心を作る作業が
ステップ１の
『必要最低限のライフスタイルを知り
必要最低限の収入を知る』というステップになります。
ではどうやって必要最低限のライフスタイルと収入を知るかですが
まず、
水道光熱費
食費生活費
家賃
通信費
・・・
と毎月にかかる
必要最低限のライフスタイルでかかっている
金額を紙に書き出していきます。
毎月の
・水道ガス電気などの料金表
・携帯の請求書
・食事代、必要最低限の生活用品のレシート
・住んでいる家の賃料
などを参考にして
いったいいくらあれば最低限生活していけるかを書き出します。
これで
自分の人生の毎月の最低収入を知ってください。
そうすれば働いている人のほとんどの場合
『今もらっている給料や
稼いでいるお金や状況で実は十分生きていける』
というのがわかると思います。
ここでのポイントは必要最低限ということです。
『とりあえず現状は大丈夫だ。』というのがあると
地に足をつけて本当に欲しい自分のライフスタイルを手に入れることができるようになります。
次回以降で
その理想のライフスタイル目標を設定していきます。
その前にこのステップ１
『必要最低限のライフスタイルとそれにかかる収入・金額を知る』を
いますぐ実践してください。
実践してみての感想や意見、質問などがあったら
コメントもらえるとありがたいです。
それでは今日も最後まで
観てくれてありがとうございました。
Shimo
