『理想と現実の狭間で』

この数ヶ月

子供といる時間を増やしてきました。

 

今回サッカーしていないのも

実は去年、

 

単身赴任状態で
生まれたばかりの子供と
過ごせなかったときに

 

『これは自分のライフスタイルではない』と
気づいたからでもあります。

 

昨年リーグが終わるタイミングで
ちょうどチームから2年契約の解除の話を
されたので

 

今年は家から通えるところで
プレーしようと思っていました。

 

残念ながら今は
チームがありませんが

 

それはそれで
家族といる時間が増えて
よかったなーと思っています。

 

前はサッカーが全てだった僕も
結婚して
長女が生まれ
次女が生まれ

プライオリティは
変わっていきました。

 

6歳の長女と9ヶ月の次女の
この時期に一緒に長い時間
過ごせるというのは

 

僕の人生の中では
すごく大事なことでした。

 

もちろん稼がなきゃいけないけどね。笑

 

今、自分としては
育児休業をしている
そんな感じです。

 

そして
この時間を利用して
改めて自分の今後の理想の人生とかを
考えています。。。と

 

あたかも
イクメンファミリーパパのように
書いてみましたが

 

子供と過ごす時間が増えて思うのは

 

自分は進んで
イクメンを推奨できない。

 

世の中の流れには乗れないということ。笑

 

正直自分は理解ある方でイクメン寄りだと

 

以前は思っていたけど、
そんなことはない。

 

逆に最近では
イクメンが素晴らしいとか
イクメン推奨の報道を見ると

『余計なことを言うな』とも思う。

非難されますが、
僕は亭主関白派です。

 

男は外で戦い女は家を守るというのを理想とする
古いタイプの人間です。

 

男女平等もその通りだし
今の時代では合理的だし
納得もしていますが

 

イクメンブームのおかげで
肩身狭いお父さんたちも
少なくないと
僕は密かに思っています。

 

僕は仕事をしている方が
子供と遊んでいる時より楽です。

 

もちろん子供は好きです。
それはそうなんだけど

 

自分にとって

 

毎日子供と過ごせるというのは
理想のライフスタイルではありながら
自分に対する新しいチャレンジでもあり

 

そんなに甘くない
家事と育児の現実を
日々体感しています。

 

最近の1番の悩みは

 

なんで子供にイライラするんだろう
なんで心に余裕が持てないんだろう。
ということ。

 

そしていろいろ気づいたことには

 

まず家事と育児には
明確な終わりや
正解がないということ。

 

それに
誰からの助言も
あまり役に立ちません。

 

何が正しいか
何が間違っているのか
いつも自問自答する。

 

でも正解なんてない。

 

昨日は笑ってくれたあやし方が
今日は全く通用せずダダすべり。

 

昨日は全部食べてくれた離乳食を
今日は半分以上残す。

 

仕事とは違って
目標達成感を得られない。

 

これが自分にとっては一番ツラい。

 

仕事とは全くの別物という感じ。

 

つるの剛士さんも

「目標達成できない消化不良感。それが男にとって一番ツラい」とおっしゃっていましたが

わかるなー。

 

と言っても僕は主夫ではないし
自分の時間ももらって
カフェにこもったり
作業する時間もあって

 

結構精神的に
息抜きできるけど
それでも

 

予定通りにいかない
自分の都合では動けない。

 

計画なんてなんの意味もない
イレギュラーの連続。

 

やりたいことができない
というジレンマからくる苛立ちと葛藤。

 

そして
自己嫌悪→反省→モチベーション回復→挫折
がいつもの流れ。

 

子供と過ごす
成功というものや
正解のない毎日の中で

 

上の子とする
ままごとは一番苦手な遊び。

 

『男はオチのない女の話が一番苦手だ』というのと同じ部類の話だと思うのですが

 

のっぺりとしてオチのない
ままごとをしている時

 

時間がとても長く感じ
イライラ。笑

 

そんな
イラっとしてしまう自分や
“自分”を通したいと思う自分を
反省する毎日。

 

その度に
心の大きな親でありたいと
何度も何度も切実に思う。

 

でもまた数分後には
イラっとしている自分。

 

子供が悪いわけじゃなく
受け入れられない自分の問題。

 

唯一解放されるのは料理のとき。笑

 

たまにキッチンに立ち料理を作る時間は
何もかも忘れられて没頭できる。

 

それに出来上がりに満足できるし
美味しいと言って
もくもくと食べている
子供の姿を見るときの達成感。

 

結構嬉しい。

・・・

 

イクメン報道で
父親たちに向けられるプレッシャー。

 

役に立たない育児書。

 

結局母親にはかなわないという現実。

 

何気ない時の子供たちの笑顔を見れる至福の時間。

 

子供たちの寝顔や
寝ぼけて何かを話している寝言シーンを
見れる至福の時間。

 

そして
子供たちが寝静まった後の平和と
しょうもないテレビ番組を見ながらお菓子を食べる至福の時間。笑

 

いろんな葛藤と喜びの中で
格闘しているのが育児。

 

究極の修行。

 

そうとも言える。。。言い過ぎか?笑

 

・・・

 

でも明らかに変わったのは
笑顔になる回数。

 

仕事中心のドーパミンも快感だけど
セロトニンとかエンドルフィンの
幸せホルモンの方が長期的には大事。

 

どっちもバランスだけど
今は一回こっちに振れてみる。

 

帰れるホームがあるということは
これから大事。

 

今日は週一のゲームボードカフェで
パシャ📸

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

上部へスクロール